先日は北関東を旅してきました。
群馬・茨城・栃木ともに素晴らしかったのですが、まずは栃木の素晴らしい秘湯から紹介しましょう。
今回紹介するのは、先日栃木に足を運んだ際に宿泊した秘湯、奥鬼怒温泉郷の加仁湯です。
大自然の中で味わう雪見風呂と硫黄臭漂う湯けむりを堪能できる秘湯
栃木って聞くと、都道府県魅力度ランキングでは毎年40位代と下から数えたほうがよっぽど早い順位です。
イメージとしても、そこまで目立った印象はありません。
そんな栃木ですが、私は魅力度ランキングはもっと上位に食い込んでもいいと思っています。いやぁみなさん見る目がないなぁと思うほどです。
温泉資源豊富な栃木、その中でも奥鬼怒はトップレベルです
栃木といえば、有名どころでいえば鬼怒川温泉や那須塩原温泉と、温泉資源に恵まれた県ですが、奥鬼怒温泉郷はその中でもトップレベルの素晴らしい泉質とロケーションを兼ね揃えている温泉なのです。
また、奥鬼怒温泉郷は、環境への配慮を理由に、一般車両での立ち入りを禁止されています。アクセス方法は宿泊施設が設定してある送迎バスかタクシー、またはバイキングコースを徒歩で移動するしか方法がありません。
豊富な源泉がかけ流されている加仁湯がイチオシです

奥鬼怒温泉郷にはそれぞれ独立した温泉と旅館がありますが、特におすすめは白濁した硫黄泉がたまらない加仁湯。
一筋縄ではアクセスできない山奥の雰囲気と、5つの豊富な源泉。熱々の湯からちょうどいい湯加減の湯まで、存分に温泉を楽しめます。
冬になると、雪が積もり秘湯の雰囲気を一気に高めてくれます。それはもう最高の一言です。
アクセスする際の注意点

アクセスする際の注意点ですが、最初にも申し上げた通り、旅館へは送迎バスかタクシー、または徒歩でしかアクセスできません。
数キロ手前の女夫渕温泉跡駐車場に車を停めての移動となります。
なお、日帰り温泉の場合は送迎バスは利用できませんので注意してください。
宿泊も方も、一晩車を置きっぱなしにしておくので、大事な荷物は全て持ち出すこと。「あっ、車に忘れ物!」と言っても、旅館前の駐車場まで取りに行くなんてことはできません。十分に注意してください。
冬は雪見風呂がたまらない加仁湯ですが、言い換えるとドカ雪が降る可能性もあります。
豪雪指定はありませんが、かなりの雪が降ることがありますので、レンタカーを借りる場合でも、必ずオプションでスタットレスタイヤをつけてください。
最寄りの空港は福島空港が一番近いと思います。
ちなみに、福島空港でレンタカーを借りた場合、福島県内での宿泊数に応じて助成金が降りる場合があります。加仁湯温泉は栃木県ですが、二泊以上される場合は是非福島県内での宿泊も検討してみてください。
まずは冬の栃木で北関東を感じてみてください

写真の通り、冬の加仁湯は本当に最高の湯あみができます。
また、冬は宿泊客向けにキャンドルを用いたナイトウォークが開催されることもあります。こちらも必見ですよ。
雪見の季節は12月から4月上旬までです。(2018年は雪が少なかったので、12月は薄っすらとしか積もっていませんでした。)
暖冬の可能性も考えると、1月以降が一番良い季節になるのかなと思いました。
日本の素晴らしいき冬を、湯けむりの中で感じてみてはいかがでしょうか。