3月1日初春より登城解禁!!雲海に浮かぶ竹田城跡!気になるアクセスや混雑は?
今回は兵庫県の朝来市にある竹田城についての記事です。
以前、その姿がまるで天空の城ラピュタの如く雲海に浮かんでいるような雄大さが話題になり注目を浴びた竹田城をご存知の方は多いと思います。
今回なぜこのタイミングで紹介するのかというと、竹田城は足場が悪かったり、保全の目的もあり、降雪や低温などで来場に適さない12月からは入城禁止となります。
晴れれば冬場の方が空気が澄んでいてさらに幻想的な雲海が望めるとは思うのですが、こればかりは安全面や保全面の問題で致し方がありません。
しかし、そんな竹田城も3月1日より入城が解禁となります!
今回は入城解禁に合わせたアクセスの際の注意事項や、まだまだ寒い季節にはぴったりな温泉の紹介もしていきます。
まさに天空の城!幻想的な雲海と山々の景色!
竹田城は、兵庫県の朝来市和田山という山間部に位置しており、山間部ゆえに冷え込む代わりに晴れれば空気が澄みわたり、朝日が差し込む時間帯にはそのコントラストや発生する雲海などが非常に幻想的な姿を見せてくれます。
天空の城ラピュタのようで、日本のマチュピチュなんていう例えも有名になりました。
雲海は日の出前後から一番多く発生し、朝日が昇ったころにピークを迎えるので、ゆえに一番綺麗な雲海を抑えるためには、深夜から早朝に車を走らせてアクセスすることとなります。
昼間でも雲海は見えますが、朝の迫力にはやはり劣るイメージです。
そこで、先に車でアクセスすることを前提に注意点をまとめていき、次に電車でのアクセスについてもまとめていきます。
と、その前にこちらを説明しておかなければなりません。
季節によって変わる竹田城の登城時間
実は竹田城は季節によって登城できる時間(特に開始時間)が異なってきます。
●3月1日~5月31日 8時~18時(最終登城17時半)
●6月1日~8月31日 6時~18時(最終登城17時半)
●9月1日~11月30日 4時~17時(最終登城16時半)
となっており、今回は3月1日の解禁に合わせたまとめになりますので、登城開始時間は8時からとなります。
一番混雑する9月以降の早朝到着のつもりで行くと、長ければ4時間ほど待ってしまうこととなりますので、くれぐれもご注意ください。
車でのアクセスの場合の注意点
朝7時頃の到着を前提とした車でのアクセスについて一つずつまとめていきます。
スタットレスタイヤは必須!!
朝到着となると、早朝または深夜出発がほぼ前提となりますが、3月はまだまだ冬の気候です。
さらに竹田城の位置する場所は山間部ということもあり、降雪や残雪、凍結の可能性は非常に高くなっています。
車でアクセスする際はスタットレスタイヤの装着を怠らないようにしてください。
また、夜中に雪が降らなくても日が昇ってから雪が降ることも考えられますので、早朝・深夜出発でなくてもスタットレスタイヤは必須です!
ノーマルタイヤで雪に降られると走行中に立ち往生する可能性もあり、大きな交通障害を引き起こしますので、みなさんが万全な状態でアクセスするように心がけましょう。
駐車場の混雑は見込んでおくこと!!
車でアクセスする場合は、国道312号線沿いに駐車場が設けられています。
この駐車場は廃業したパチンコ屋の駐車場をそのまま竹田城の来場者用の駐車場として開放しています。これは大変ありがたいことですね。
パチンコ屋の建物はそのまま残っておりますので、目印にしてください。
ただし、この駐車場も広大なスペースが設けられているわけではありません。
平日なら大丈夫でしょうが、土日祝日ともなると混雑は十分に予想できます。
駐車場の近くにローソンなどの駐車場がありますが、こちらの方に駐車して来場してはいけません。
仮に駐車場が混雑してくると、臨時駐車場が設置されたり誘導係員が配置されると思いまので、そちらの指示に従うようにしてください。
電車でアクセスする場合
次に電車でアクセスする場合ですが、こちらは日が完全に昇ってから竹田駅に着くことを前提にまとめていきます。
特急はまかぜの臨時停車や天空の城竹田城跡号などの臨時措置あり!!
竹田城の最寄り駅は播但線の竹田駅で、当駅には大阪から兵庫県の日本海側の浜坂や鳥取を結ぶ特急はまかぜが停車したり、天空の城竹田城跡号が運転されます。
天空の城竹田城跡号は車内がテラス席のような明るい造りになっており、景色を眺めながら優雅に電車旅を楽しむなんてこともできます。
期間中は多くの観光客が見込まれるための措置になっておりますので、是非ご利用ください。
最新のダイヤ情報等は下記リンクにて検索または新着情報より逐一ご確認ください。
http://www.jr-odekake.net/
車・電車共通の注意点
最後に、足を運ぶ際にみなさんに気を付けていただきたい注意点です。
徒歩移動は登山道
まず、竹田城へのアクセスは駐車場または最寄駅からは基本的に徒歩です。
徒歩ルートは、竹田駅出口から県道を左方向に歩いて踏切を渡っての急傾斜の登山道(約800m)または右方向に歩いて踏切を渡って比較的緩やかな道(約2km)がありますが、基本的には遠回りでも緩やかな道に迂回することをおすすめします。
800mの登山道は距離的には近いものの、想像以上に急斜面でかなり疲れますし、体力に地自信のない方は間違いなく途中でバテます。
道幅も迂回するルートの方が広いので、2kmでもそちらの道からアクセスすることをおすすめしておきます。
駅前から天空バスの運行もあります!!
基本は徒歩での移動になるとは言いましたが、竹田駅前から全但バスによる天空バスの運行があります。
ただし、運転間隔が繁忙期でも25分~45分と本数は多くないため、事前に調べておいて乗り遅れのないように留意してください。
また、このバスは竹田駅と竹田城跡を結ぶだけではなく、途中にある山城の郷という道の駅のような施設にも立ち寄ってくれますので、こちらで土産の購入や食事をするのもおすすめです。
バスについては、全但バスホームページより最新情報をご確認ください。
http://www.zentanbus.co.jp/information/8833/
http://www.zentanbus.co.jp/yamajiro/
まとめ
これから冬の寒さがピークを越えると、竹田城へのアクセスを考える方も増えてくると思いますが、以上の注意点に十分留意したうえでアクセスするようにしてください。
竹田城の周りは、ごくありふれた田舎町です。
近隣の方への配慮も十分にお願いいたします。
竹田城が見せてくれる幻想的な風景は、本当に心を持っていかれるくらいに素晴らしいものです。
日本にいるのに日本じゃないような、そんな感覚にもなれるかもしれません。
日本でも有数な絶景が拝める竹田城へ、是非足を運んでみてください!!
当ブログでは、季節ごとにまた竹田城やその周辺の観光施設や温泉、宿泊についても順次紹介してまいりますので、みなさんのお役に立てられれば幸いです。
特に解禁月の3月はまだまだ寒いです。そんな季節には温泉がぴったりですよね!
近日中に管理人おすすめの温泉も紹介したいと思います!
それでは!!